2006年12月24日  日曜日 
潮汐 中潮  天気 曇り  
気温約  9度 
海水温度   15度  
風力      2〜3  
波高     1.0m  
釣行場所  泉南 
出航時間   午前7時15分
帰港時間   午後4時35分
釣り方法    胴付き3本針、餌は青虫
釣果      中鰺25p〜33p  15匹
使用燃料  軽油20g 
テーマ: 正月の睨み鯛と鰤と中鰺、どれでもござれ!
  師走も後半になり、ボート釣り師にとっては、自前調達で正月の睨み鯛を確保するのはある種のステータスであり、やはり、自分の手で釣り上げた天然の真鯛で新年を迎ええるほどの幸せは無いのである。
今日は、昨日良くなかった天気も次第に回復してくるとの予報であるが、まだまだ海上は波が高い状態で、ポイントに向かって進んでいくどのボートもドンブラコン状態である。
昨日、出ていたYAKUMOさんの情報によると、中鰺が沢山釣れているとのことで、自分も中鰺に照準を合わせて出撃した。
それでも、人間は欲深い動物で、まだ鰤が釣れているとの情報もあったので、いつもの小鰺場で飲ませ用の小鰺の確保もすることにする。
まず、小鰺場では水温の低下と共に、群れも次第に小さくなり、以前のような鈴なりとまではいかないものの、コンスタントに釣れてくるのはありがたいことである。
今年は、特に、上達したのは、この小鰺釣りである。
魚探を見ながら、ボートを小鰺の上にホバーリングして、サビキをショットガンすると、直ぐに当たってくるテクニックを取得したのは、今年の大きな成果である。
これからは、小鰺の群れさえ見つければ、確実に釣ることができるようになった。
今回も群れが小さくなった小鰺も、30分で20匹ほど確保できたので、これを餌にして中鰺の釣れない時は鰤か太刀魚に転進出来るし、もし、それを使わなかった場合は、我が家で南蛮漬けになることもできる万能食材である。
まず、昨日、YAKUMOさんから情報を頂いた中鰺ポイントに到着すると、既に、上げ潮が流れていて、10隻ほどのボートが同じように中鰺狙いで流している。
餌の青虫を付けて、早速、潮上に上がって仕掛け投入して、潮に乗って流して行くと、中鰺の群れに差し掛かった瞬間に、竿先の魚の当たりが伝わって来て、小気味よい締め込みを交わし、水面に姿を見せたのは、30p程の食べ頃サイズの中鰺である。
3匹ほどが、一時に釣れて来たが、その後潮が緩んで当たりが遠のいたので、少し釣りを中断した。
こんな時はランチタイムで、竿を船縁の竿受けに置き竿して、左手でボートのクラッチ操作をし糸を立てながら、右手で箸を持ってお弁当を食べていると、魚探の反応のあるところへ差し掛かった途端に、竿先が大きく上下に揺れて、次の瞬間に海中に突き刺さった。
これは紛れもなく鰺の当たりで、空かさず、電動リールで口の柔らかい鰺の引きを慎重に交わしながら巻き上げると、グッドサイズの中鰺が釣れてきた。

それを契機に次第に魚の食いも立ってきて、魚探も中鰺の反応にピコピコ鳴りっぱなしで、海底すれすれに鰺の群れが沢山映っているのである。
小鰺で取得したショットガン釣り法で、流れたボートを潮上へ持っていく時に、魚探の画面を注意深く見ていると、中鰺の群れの上に差し掛かった時に、ボートのギアをニュートラルにして、後は、ボートの行き足で少し潮上に流れるが、その瞬間に空かさず、準備した中鰺仕掛けを投入する。
すると、35bの深さまで仕掛けが落下する時間と、ボートが潮で流される時間とピッタリ一致して、青虫が海底に到達する時が丁度中鰺の群れに差し掛かる時で、これがピッタリ一致すると確実に鰺が釣れてくる。
何度も、流して、殆ど成功、狙いもびったしである。
それと、特に、竿を置き竿にして、胴付き仕掛けの錘で、ボートの揺れに任せて底を叩くのが最も自然で、鰺の食いも良かった。
これは、波によるボートの揺れで誘いが自然に掛かったのであると思う。
これで、お土産の中鰺も、数多く確保出来たので、次は、正月の睨み鯛を目指して、鯛ポイントに転進した。
ところが鯛場では、もう、既に潮は止まっていて、他のボートも釣れていないようである。
自分も、一匹たけでも鯛を釣りたいと思って、高仕掛けと、フラフラで何度も何度も誘いをかけ、真鯛を狙ったが、全く当たりもなく、魚探の画面には、海底にある自分の仕掛けが映っていた。
自分の仕掛けが映るほどなので、よほど潮が流れていないのであると思う。
今日は、中鰺が午前中に釣れたので、気分的にも楽な釣りであったが、やはり、正月の睨み鯛には手が届かなかった。

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