2007年4月7日  土曜日 
潮汐  中潮  天気 曇り後昼頃から雨  
気温約  12度 
海水温度   12度  
風力      2〜3  
波高     1.0m  
釣行場所   泉南 
出航時間   午前7時30分
帰港時間   午後4時15分
釣り方法    鯛釣りはフラフラ仕掛け                   ヒラメもフラフラ仕掛け
餌       無し
釣果      鯛42p   ヒラメ56p
         
使用燃料   軽油20g 
テーマ:新しい釣りフラフラに挑戦

  長い冬も過ぎ、野には桜の花が咲き乱れ、ついに待望の春の訪れとともに釣りシーズンも幕開け間近となた。
前回釣りに行ってからは暫らく忙しかったのと天候が週末に限って悪かったのとで、40日ぶりの釣りである。
今日は、餌屋でアオイソメも仕入れたが、主な狙いは真鯛で、あとはメバル等釣れるものは何でもという計画で出航した。
久々の泉南の海はべた凪で潮風が心地よく、エンジンも快調で越える波の感触を一つ々確かめながらポイントへとボートを進めた。
今年に購入したニュー魚探は強力な助っ人となり、ボートでクルージングしている時も直下の魚の群れやサイズを絶えず捕らえているのは頼もしいかぎりだ。
今はまだ水温が低いので、ベイトらしき反応は写っているもののサイズの出る魚が写ってこないのは、まだまだ夏の魚が来るまでは少し時間がかかりそうである。
途中、前回に良い目をしたメバルポイントに到着、早速に海底の様子を調べたが、メバルが魚探に写らない。
ここは諦め、一路別のポイントへ移動した。
そのポイントは潮がゆっくり上げていて、所々でグルグルと撚れているところもあって何だか釣れそうな感じの状態である。
早速、フラフラを用意して投入、フラフラ仕掛はシンプルな上、道糸も細く、リールも小さいので全体に軽く、扱いが非常に楽だ。
仕掛けを底まで落としてはゆっくり20回程巻き上げて誘いを繰り返していると、2回目の投入で誘いをかけているとコツコツの当たりがあった。
「ほんまかいな?」と思うほどで、こんな仕掛けに当たりが出るのは信じられなかった。
鯛が仕掛けを触ってきているのが自作ソリッドの竿先に伝わってきて、そのまま同じ調子で誘い続けると、遂に竿先が大きくお辞儀をした。
その瞬間に鯛の唇に釣り針が食い込んだようで、何度も何度も強力な締め込みが伝わり、その度に小型リールのドラグが逆回転して糸が出て行きます。
ドラグを緩くすると鯛が引いた時に針が外れる痛い経験を今までしたので、今回はドラグに指を抑えてあまり糸が出ないようにブレーキをかけた。
このことが的中してか、何とか海面に姿を現したのは、紛れも無い綺麗なピンクの桜鯛である。
タモ入れも一発で成功して、何とか一匹確保できたので後の釣りの気分も大変楽になった。
まだ潮も上げているので、もう一匹狙って何度も何度も流したが、当たりも出ずに時間ばかりが過ぎていった。
次は、昼からの下げ潮の釣りに備えるべく、途中風裏でラーメンを作って美味しい昼食をとった。
いつもの鯛ポイントであるが、魚探には所々に鯛の反応が出ていて、ここぞと思う場所にボートを留めて高仕掛け投入で、いきなりコツコツの当たりが出たが、少し上げた所で外れてしまった。
やはり、潮が緩いので魚の食い気が無い様子、食い気のある反応を探しては仕掛け投入の繰り返しを何度も何度も繰り返したが、最後まで当たりが出なかった。
お昼を回って、下げ潮が流れ出したので、下げ潮の鯛ポイントへ移動して魚探で探索するが、サイズのある魚が全く写っていないのが手に取るように判った。
流石に、高性能魚探だけあって、ポイントの見切りをつけるタイミングも判るのが有難い。
仕方が無いので、朝から釣っていたポイントへとボートを再移動した。
ポイントでは、ロシナンテさんが釣っていて、彼の竿先が小刻みに上下に振っている。
今、当たっているようで、そのまま見ていると、遂に竿が大きくお辞儀した瞬間に魚が乗ったようで、魚とのやり取りは非常に巧く、最後はタモ入れも一発で成功のようである。
こんなのを見せ付けられると断然に力が入って、何とか一匹でもと思いながら、流してしてると、仕掛けを底取りした瞬間、一瞬根かかりかと思うような重量感で、竿を引き上げると何か魚の引きが伝わってきた。
今までに無い強力な引きでドラグが何度も逆回転、大鯛かと思いながらユックリユックリとリールを巻き上げ、遂に海面に姿を現したのは、デッカイヒラメである。
タマ入れも一発で成功、遂にボートに引き上げた時は、嬉しい外道に喜びが込み上げてきた。
あまりの嬉しさで、近くを流していた人にタマを持って誇らしげに見せた。
その後、昼ごろに降り出した雨も次第に雨脚が強くなって、当たりも遠のいたのでポイントを後にした。
今日は、良く釣れると言う評判のフラフラを初めて使って、狙いどおりの真鯛と外道のヒラメまで釣れて、大変出来すぎの釣りで、フラフラ釣りというものの可能性を初めて実感出来た。
今日の釣果を通じてフラフラ釣りはこれからの自分の釣りに大きく影響を及ぼすものと思われる。
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