昨年は不調で顔を見られなかった和泉のタコ釣りにチャレンジです。
聞くところによると、今の時期に餌屋で売っている蟹(モキチ)がよく当たりがあるとのこと。
早速、餌屋に寄るが餌屋さんはお休みで開いていません。
仕方がないので、昨日スーパーで仕入れた鹿児島の鶏の手羽先です。
一昨年もこれで釣れたので、多分、釣れると信じてボートに道具を積み込みました。
まず港を出て、港周辺でポイントを探しましたが、これといったポイントも判らずで、沖一文字堤防の近くや沖の水深のあるところやらを仕掛けを上げては下ろしての繰り返しで彼方此方うろうろ。
そのうち、お天道さんが上に上がってきて、灼熱の太陽光線がジリジリと頭上から照らしてくれます。
天気は快晴で夏らしくて気持ちがよいのですが、この暑さには参ってしまいます。
熱中症対策としてはタオルで頬被りして、そのうえにツバ付き帽子をかぶることで強烈な太陽光線や照り返しが防げるので、何とか一日快適に釣りができます。
ボートのキャビンの屋根も少し張り出していて、太陽を防いでくれて日陰を作ってくれます。
ペットボトルの2リットルのお茶も10キロの氷でギンギンに冷やしておいて、水分補給です。
これで暑さ対策はなんとか出来たので、タコ釣り開始ですが、なかなかうまくはいきません。
早朝から9時ごろまでは、釣果全く無しの○ボー状態。
精神的な少しの落ち込みと、なんとかしないとと思う焦りの気持ちもこみ上げてきます。
このままここでは釣れないと思ってポイント移動、次のポイントは関空前のポイント移動です。
そこでは、近くには数隻のボートがタコを狙って流しています。
潮も、沖から岸の方向にゆっくりと流れていて、彼方此方のボートでタコを上げる光景も目に飛び込んできます。
翔裕丸さんも奥さんと一緒にがんばっておられ、時々、奥さんの竿が曲がって、取り込みされている姿が見えます。
ますます、期待が膨らんで仕掛けを投入します。
最初は、2本の仕掛けをボートの縁にくくりつけてじっと当たりを待ちます。
2本の仕掛けを交互に様子を伺うと、運転席に近いほうの仕掛けがぐっと重みを感じます。
そのまま、手で手繰ると、紛れもないタコの重みです。
手繰る手を早めて行くと、水面に姿を現したのは、久々に見る和泉のタコですが、もうすぐ水面と思いきや、一瞬の糸が緩んだスキに仕掛けを離してしまいました。
やはり、タコが掛かると手を止めずに同じ早さで手繰るのが一番で、特に水面近くで止めると、タコと人間と目が合った瞬間にサヨナラです。
だから、タコが見えてくると、そのまま抜き上げる体制を整えて、同じ調子で一気に水面を切って、ボートの上へ引き上げるのがコツです。
残念でしたが、気を取り直して再度仕掛け投入、今度はうまくいって、難なくボートまでタコ引き揚げに成功です。
これで、一杯釣れたのですから○ボー脱出です。
次の一杯を狙いましたが、当たりが続きません。
何とか、下げ潮が流れている間は、パラパラと釣れますが、入れ乗りということもなく、何度か流している間に一杯釣れるという感じです。
そのうち、仕掛一本が根掛かりでロストして、残り一本しかない仕掛で、今度は慎重にするために手持ちで誘います。
やはり、手持ちが正解で、誘うと一気に乗ってきます。
これで、なんとか調子をつかめたので、一ハイ、又一パイと数が増えてきます。
何度もポイントを流すので、魚探のGPS画面もボートの軌跡で真っ赤です。
そのうちに潮が止まり、上げ潮になると、あまり釣れる気配もしなくなり、時間も午後3時を回ったので、朝釣っていたポイントに移動して、何度か夕方の時合いを狙いましたが、当たり無しでストップフィッシングです。
久しぶりのタコ釣りですが、釣りの豪快さがないので釣り趣はもう一つですが、食べる味は抜群ですので、又、狙いたいと思ってます。
テーマ:今年絶好調のタコ狙い

2007年8月18日  土曜日 
潮汐    中潮  天気  晴れ  
気温約     30度 
海水温度   26度  
風力      午前、午後ともほとんど風な         く、無風
波高      ベタ凪 
釣行場所   泉南 
出航時間   午前6時30分
帰港時間   午後5時30分
釣り方法    タコテンヤ50号        餌        鶏の手羽先
釣果      タコ7ハイ
使用燃料    軽油30g 
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