テーマ | 新年の初釣りはやはり鯛から始まります・・・ | |
海のデーター | 2008年1月5日 土曜日 潮汐 中潮 天気 曇り 気温約 9度 海水温度 12度 |
風力 2〜3 波高 0.5メートル |
釣りのデーター | 釣り方法 鯛、高仕掛5本針 オレンジの疑似 ガシラ 胴付き3本針 餌 青イソメ 釣果 ウマヅラハゲ 30センチ 真鯛 31p 26p〜28p ガシラ25p 2匹 |
出航時間 午前7時30分 帰港時間 午後4時30分 使用燃料 軽油30g |
今日は、2008年が明けての初めての釣りで、今年も新しい気持ちでボート釣りをやって行きたいと思う。 まだ、正月気分が残るなか、縁起ものの鯛釣りをメインにということで港を後にした。 まずは、昨年に見つけたメバルポイントで、今年もメバルの山を発見したが、シラサエビを持ってこなかったのは不正解で、何度も誘いをかけるが、やりは疑似餌には見向きもしてくれなかった。 仕方がないので、次は、遠い鰺ポイントへ転進し青イソメ胴付き3本針の仕掛けを落とすが、鰺は全く釣れず、弁当を食べている時、置き竿に掛かった良型のガシラ2匹のみ。 そのポイントでは、一昨日にメジロの入れ食いタイムがあったようだが、今日は静まりかえっている。 大抵の場合は、人から昨日よかったというのを聞いて、そのポイントへ行って良い目をした試しがないので、今日はメジロは諦め気味であった。 港へ帰った時に、後で聞いた話だが、僕が鯛を求めてそのポイントを離れてから暫くすると、メジロ入れ食いタイムが再来したようだ。 まあ、釣りってこんなもので、そこでねばっていたら、メジロゲット出来てたかも知れない。 昼からじっくりと鯛を狙おうとするが、何時もの鯛ポイントはプレージャーで溢れかえっており入る余地が少ない。 仕方ないので、もう少し西側のポイントを覗いてみると、下げ潮が良い感じに流れていて何やら、駆け上がりの所に鯛の反応がビッシリと映っている。 水深20b余りのところへ早速高仕掛け投入、4回ほど巻くといきなり竿先に手応え、引きが弱く鯛ではないことがわかったが、上げてびっくり、肝パンの30pのウマヅラハゲが釣れてきた。 これは、初めて釣る魚で、姿や形はグロテスクであるが、見栄え以上に美味しい魚で、特に肝あえの薄造りが絶品である。 これに気を良くして、その近くのポイントを魚探で探っていくと、やはり、所々に鯛らしき反応が映ってくる。 特に、海底の瀬のような潮が撚れているところの中層ぐらいのところにボワッーと鯛らしきものが映っている。 鯛の反応にマーキングを入れて、流されたボートをその反応の所めがけて進め、少し上流の位置で空かさず高仕掛けを投入、潮に乗ってボートを流していく。 そして反応に差し掛かり、仕掛けが鯛の群れに入った瞬間に竿先がピクピクと動き、そのままゆっくりと誘い続けると竿先にゴンゴンの凄い引きが伝わってくる。 ばらさないように、より慎重にリールを巻いていくと、少し小ぶりだが食べ頃サイズの真鯛が浮いてきた。 今日の鯛釣りは、ポイントが小さく、流すラインが少しでもずれると当たらすら出ないので、ライン決めは慎重を期さないといけない。 次の流しも同じラインをトレースしていくと、やはり、その場所へ差し掛かった途端に当たりが出て、鯛特有のゴンゴンの引きで、竿先を締めこんでくる。 この瞬間が鯛を掛けた喜びの一瞬である。 今日は、魚探を覗きながらの釣りであるが、鯛が補食をしている特有の反応が何となく理解できたようだ。 次回からは、鯛が補食をしている反応を探せば、鯛釣りはたやすいことであろう。 高仕掛けの釣りは、潮の流れ、ポイントの見極め、仕掛け、疑似の素材や色、ボートの操船技術など、誘いのテクニック等、全ての条件が整って初めて成り立つ究極の釣りである。 この釣りを完成するために、ポイントに何度も通い、仕掛けや疑似を研究し、自分流の釣りを創っていくのである。 今回は、当たりが10回出て、取り込み成功5回、失敗2回、途中バラシ2回だった。 今日の鯛は少し小ぶりであったが、何の何の、鯛特有の引きは立派なもので、鯛釣りの醍醐味を十分堪能することが出来た。 |
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