2016年の釣り

日時 コメント 釣果
 1月4日(月)
長潮

順調な滑り出し
 

2016年の初釣りです。
潮が緩いので、太刀魚狙いのつもりで家を出ました。
太刀魚釣り餌のイワシを確保しようと出航地近くの餌屋に寄ると、餌屋の兄ちゃん曰く、釣り堀へ行くお客さんが全て買って行ったとのことで餌が品切れ状態、と言うことで太刀魚釣りは断念しました。
急遽鯛狙いに切り替えてポイントに向かいました。
今日は長潮で潮流の流れが緩く、太刀魚には最適な潮だけど、反対に鯛を狙うには緩い潮は適していません。
鯛ポイントに向かうまでに、島の周りの鯛の可能性のあるポイントを魚探で探りながら移動していきます。
途中で、反応の良いポイントに仕掛けを投入しますが、一向に魚が相手してくれません。
何か所か仕掛けを落としては移動の繰り返しで、最後の反応の良い所でゆっくり誘って魚が掛かったがやり取りの途中で針はずれでした。
その後、西の方のポイントにも見に行って、浅いところでチャリコは掛かったけど、深場では全く良い反応には遭遇しません。

と言うことで大きく移動して冬場のいつも鯛釣りをする広いポイントで仕掛けを投入します。
下げ潮がゆっくり流れ、弱い魚探の反応はあるものの、もう一つ魚の食い気のある反応ではありません。
何度が流して、ピンポイントで底から中層にかけて少し濃い反応のところでコツコツの当たりがありそのまま誘ってグィーンと針掛かりしました。
慎重に強い引きを交わして、まず、幸先の良い今年の初鯛です。
また、同じポイントでそこそこサイズを1匹追加、これで無事お土産確保できました。
下げ潮の最速になったころに近くでプレージャーボートの凄い船団が出来ています。
近くに行って良く見ると鯖を取り込んでいます。
我が艇も鯖合戦に参戦して良型を二匹ゲットできました。
鯛仕掛けの6本針のそれぞれに付けていた疑似が全て飛ばされていましたので、たぶん全ての針に同時に掛かったのでしょう。
でも2匹取れたので持って帰るには十分な釣果です。

やがて鯖の気配も無くなり、ポカポカ陽気のもと上着を脱いで、穏やかな海を眺めながら美味しいボートランチを頂いてから、再度流しましたが潮が流れずで少し反応の所で誘いわかけても、魚には見向きもされずで、時間切れのストップフィッシングでした
今年一年を占う初釣りは、縁起物の鯛と脂のりのりの寒サバで無事に終えることが出来ました。
今年もしっかり夢のボートフィッシングの研究に励みます。
 

真鯛  ~41㎝  4匹
鯖  45㎝  2匹

満足度★★★☆☆
 2月22日(月)
大潮2日目
 
スポーツフィッシングは楽しい

今年久しぶりの釣りです。
初釣りしてから、いろいろと家庭内のことが忙しく、釣りに行く時間が取れませんでしたが、一件落着したのでこれからは釣りを楽しみたいと思っています。
最近、新鮮な魚を食べていないので、何とか季節の美味しいお土産を釣って帰ろうということでのフイッシングプランを組みました。
午前中は上げ潮で鯛、昼前からは下げのメジロ狙いです。
天気は曇りで、気温も低く風も冷たい中での出航です。
まず、いつもの鯛ポイントから流します。
上げ潮は良い感じに流れていて、魚探には結構な反応が映っていますが、肝心のお魚は一向に仕掛けに当たってくれません。
何度も流しても当たりが無く時間ばかりが過ぎていきます。
時計を見ると10時前、潮も緩くなってしまったので、楽しみにしていたボートランチです。
今日は、和歌山ラーメンのカップ麺とコンビニのオニギリです。
海上の景色を楽しみ、暖かいラーメンを頂きながら、美味しいオニギリを頬張ります。
正に至福の瞬間です。
お腹もイッパイになって、いよいよ今日のメインフイッシングのメジロ狙いスタートです。
ジギングロッド、ジギング用のベイトリール、ジグ、何時もと違うアイテムの準備です。
ジギングの真似事は以前、少しやったことがありましたが、しっかりやるの今日が初めてです。
他の釣り人の真似をして、ジグを底まで落とし、シャクっては巻く、シャクっては巻くの繰り返しで20回くらい繰り返します。
少し腕と肩が痛くなってきましたが、魚に集中しているので傷みも忘れてしまいます。
下げ潮が流れ出し、プレージャーやジギング船に入り乱れてのメジロ合戦のスタートです。
潮上に戻っては、ボートを潮に立てて流しながら数回シャクっている時に、ガツンと根がかりかと思われるようなテンションが竿先に加わり、次の瞬間、グイグイと強力な引きをしてきます。
今のメジロは餌が豊富なのか、凄く元気で水面近くまで来てもパワー全開でリールのドラグが何度も逆転します。
慎重に浮かして無事にタモ入れに成功した瞬間が、この上ない満足感に酔いしれます。
元気なうちにイケスに放り込んで次の獲物を狙います。
少し陸地に近い所を流してしていると、同じようにガッツーんで二匹目をゲットです。
何度かの締め込みを交わして巻いていると、急に竿先が軽くなりました。
痛恨のバラシかと思ってリールを巻いていると、水面近くで再び強烈な詰込み、魚はバレてなくて水面に向かって走ったのでしょう。
無事に取り込んで、嬉しい二匹目ゲットです。
そして、三匹目を狙いますが、なかなかヒットしません。
周りでは、良く釣れていて彼方此方で竿を曲げている船を見かけます。
何度も流して、やっとのことで三匹目が無事にゲットできました。
お土産には十分な数ですが、時間もあるのでもう少し数を伸ばそうと頑張りますが、全くヒットしませんでした。
周りでは、プレージャー、ジギング船とも良く釣れていて、まるで、オオアジ釣りのような光景です。
時計を見ると3時半、午前10時半から5時間ジグをシャクっていたことになります。
こんなに、真剣にジギング釣りをしたのは初めてです。
今までは、ジギングは半信半疑の釣りでしたが、これで、釣れるのを実感しました。
今日は、お土産も出来て、体も心地よく疲れて本当に良かっです。
肩も腕もパンパンに張って、明日の体の状態が心配です。
 

メジロ  ~71㎝  3匹

満足度★★★★☆
 3月4日(金)
若潮
 
盆と正月が!!


今日は若潮で潮が緩いので、”緩潮定番”の太刀魚狙いからスタートです。
釣り船、プレージャーボートに入り乱れて太刀魚を狙いましたが全く当たりが無い状態が続きます。
他の船も釣れてない様子、何とか1匹でもと思って9時頃まで誘いを掛けて頑張ったけど、全く当たらず、餌のイワシが丸々残って上がってきます。
これからも釣れる見込みも無いので、先ほどから遥か向こうに気になっているメジロ船団に向かって、船を大きく移動しました。
既に下げ潮がゆっくり流れていて、早速、前回と同じようにジギング開始します。
今回のアイテムは前回より少し柔らかいスロージギング用の竿です。
何度か流して、潮上に戻りジグを底まで落として、ゆっくりジギングすると即ヒットしました。
強力なメジロの引き交わして無事に取り込んで、まず1匹ゲットです。
メジロの引きは何度味わっても、痺れます。
周りの他の船もコンスタントにメジロを掛けています。
次は、少し浅い所で2匹目をゲット、少し小ぶりのメジロか難なく上がってきて無事に取り込み成功です。
そして、少し深いところで、ジグがボトムに着底して、一回シャクると即ヒット、今度は強力な締め込みが伝わってまきす。
何度も引きを交わして無事に取り込んで3匹目をゲットすることが出来ました。
次は少し浅い所、底付近の凄くベイト反応が出ているところでヒット、慎重に取り込んで、な・な・な・んと、食べごろサイズの丸々した真鯛がジグに掛かっていました。
それからは、次第に潮が緩くなったのでメジロ釣りを諦めて、午後1時頃に朝から釣っていた太刀魚ポイントに舞い戻って、釣り開始するも全く当たり無くジ・エンドでした。
今日は、太刀魚メインの狙いものでしたが、メジロもサブの狙いものとしていたので、すぐに、タチウオからメジロに釣りを切り替えられて良かったです。
おまけに、良型の鯛まで釣れて、お盆と正月が一緒に来たようでした。
 

メジロ  ~71㎝  3匹
真鯛  50㎝

満足度★★★★★
 3月22日(火)
大潮1日目

桜の開花&桜鯛


三月になってやっと気温も上昇、桜の便りもチラホラと聞こえてくる良い季節となりました。
今日は、和歌山管区気象台が和歌山県の桜開花宣言をしました。
今の季節は、何といっても脂ノリノリで食べて美味しい桜鯛。
桜鯛に狙いを合わせて出航です。
でも、メジロも気になります。
いつものように4時半に家を出て食料と氷を仕入れて出船準備をしてから7時前に出航、鯛のポイントに到着したのは7時半、既に潮が緩んで鯛の時合も終わりかけです。
もう釣れなくなったのか他の船も彼方此方に散らばっています。
あまり早く出航すると帰りが辛いので、いつもマイペーのゆっくりのんびり出航です。
自分の釣りのスタイルは、まあ、魚が釣れなくても拘らない主義で、釣れれば釣れた方が良いに決まっているけど、釣れなくても海に浮かべるだけでも良いのです。
ですので、超早朝の時合にはよほど気合が入ってない限り合わせては行きません。
まず、鯛ポイントでは緩い上げ潮が流れていて反応は結構有りますが、当たって来るような反応には出会えません。
何度か流して反応の少し濃いところに差し掛かったところで、コツコツの当たりでそのまま巻くと、大きく竿が撓りました。
慎重に浮かして、丸まると太った桜鯛ゲットです。
鯛のお腹は大きく膨らんでいて、いつも空気抜きは一発でプシュ―ッと決まるのですが今回は中々時間がかかります。
鯛が痛まないように何度も繰り返し、無事に抜けて生簀のなかで元気に泳ぎ出しました。
鯛の空気抜きは難しく熟練しないと、うまく抜けきれずに鯛が時々お腹を上にして泳ぐ時があります。
こんな時は魚は早く弱ります。
今日は海上べた凪で天気も良くポカポカと暖かく、浮かんでいると良い気持ちになって眠くなります。
春の穏やかな海の景色を楽しみながら美味しいボートランチの和歌山ラーメンとおにぎりを頂いてから、ポイントを大きく移動しました。
次は、前回に良い思いをしたジギングでのメジロ狙いです。
流している船は数隻、みんな全然釣れている気配がありません。
1時間ほど竿をシャクリましたが、全く当たり無しで腕が痛くなってジエンドです。
次は、近くのポイントでの鯛狙い、下げ潮に乗って流していくと二枚目の桜鯛ゲット、まあこれで十分ですが、おまけにもう一枚ゲットすることができました。
今日は、魚探には反応が凄く出ていましたが、鯛がヒットするような反応には中々遭遇できませんでした。
水温の上昇とともにクラゲも出てきて海の中が賑やかになってきました。
帰りに生簀から取り出した桜鯛を慎重に血抜き&神経絞めして持ち帰りました。
今日は無事に美味しい桜鯛のお土産も確保出来て上々な釣りとなりました。


 

真鯛  ~39㎝

満足度★★★☆☆
4月9日(土) 
大潮の後の中潮1日目
月齢1.6
 
今日も桜鯛


関西地方で桜の開花シーズンも終わりにさしかかり、いよいよ夏に向かって季節が移り変わっていきます。
今日も、まだ桜鯛が残っているとの思いで、鯛狙いに照準を合わせての出航で~す。
今までは週末の仕事が多く土日に出る機会が少なかったのですが、4月からは休みが取れるようになったので、週末わいわいガヤガヤの出航が増えそうです。
朝からは上げの残り潮での鯛狙い、まず、〇の北のポイントに到着。
プロの船やらプレージャーなど沢山の船が集まって流してますが釣れている気配がありません。
船団の近くに船を止めて魚探でサーチしますが、これと言って食い気のある反応が見つけられません。
仕方がないので南へ大きくポイント移動。
いつもの鯛ポイントは上げ潮が結構のスピードで流れていて良い感じです。
潮上に船を持って行って、ここぞという所に仕掛けを放り込んでのんびりと流していると、時々濃い反応のところに差し掛かります。
その瞬間に、魚が疑似を触る気配を感じますが、その時、竿先にピクピクと当たりがでます。
そのままゆっくり誘い、竿がお辞儀をしますが、すぐに竿の重量感が無くなります。
多分、チャリコが掛かって、針が鯛の顎に食い込むまでに外れていると思います。
何度も、この状態が続いてなかなか魚の顔を拝見できません。
次も良い反応のところでヒット、慎重に浮かして手のひらより少し大きな鯛が釣れました。
こんな調子で、途中でまあまあサイズも含めて塩焼きサイズの桜鯛5匹釣ることができました。



真鯛 ~38㎝

満足度★★★☆☆ 
 5月1日(日)
長潮
月齢23.7

一年の始まり


泉南の釣りの一年はアジに始まって鯛に終わります。
よく釣れていた桜鯛のシーズンが終わりを告げ、次は季節も春から夏に移り変わっていきます。
まず、釣りシーズンの始まりは定番のオオアジです。
いつもだと5月中旬に釣れ始めるのですが、僚船より昨日釣ったとの情報を頂いたので早速狙うことにしました。
今日のアジの潮は午前中なのでポイントに向かって一目散です。
途中でアジ&鯛狙いの大船団がありましたが、ここは横目で見ながらA級ポイント目指します。
7時半ごろにポイントに着くと、既に下げ潮が流れていて良い感じです。
もう少し時合まで時間があるだろうと予測して早速、定番のフラッシャーサビキを入れると即ヒット、非常に強力な引きで何度も絞め込まれた後、直ぐに魚が外れてしまいました。
後で見ると6本針の下から2本目の4号ハリスが飛ばされてました。
多分、超でかいオオアジだったに違いありません。
次はリールのドラグを調整して再度同じラインを流すと、又又ヒット。
今度は慎重に魚とやり取りします。
リールのドラグが何度も逆転して無事に初アジゲットできました。
しかも特大のアジで後でサイズを計ると47㎝ありました。
次も同じラインでヒットしてレギュラーサイズゲットです。
次第に潮が早くなって来て、少し忘れた頃に1匹ゲットしましたが、その後は全く当たりが無くなりました。
当たりがないまま潮も次第に緩んで来て、緩んだ頃に釣れるかなと予測していましたが、全くその気配が有りません。
アジの代わりにガシラが仕掛けに食いつきました。
これでアジはジエンド、ボートランチを頂いてから次は鯛を狙おうと彼方此方ウロウロしましたが、良い反応に遭遇せずにストップフイッシングです。
今日は、オオアジの強烈な引きを楽しめて、春の陽気で天気も上々、少し汗ばむくらいの気候のもとでノンビリ釣りが出来て良かったです。

 

オオアジ ~47㎝ 3匹
ガシラ       2匹

満足度★★☆☆☆ 
 5月7日(土)
大潮3日目

月齢0.3

平べったい魚


今日は大潮、いつも大潮はあまり良い思いをしたことがありません。
潮が流れすぎでしょうか?
今日の計画は昼ごろの下げ潮のオオアジ狙いです。
最初は近いポイントで竿と仕掛けを出して、船のスパンカーを展開します。
天気も良くのんびりとしたポイントで皆さんゆったりと釣りをしています。
一方で魚探は全く良い反応がありません。
上げ潮がゆっくり流れるところで仕掛け入れますが、魚探にも出ている通りで全くの当たりがありません。
その後、思い当たるポイントを彼方此方と回りますが、どこも同じです。
今日のメインであるオオアジ狙いまで時間が少しあるので今の内にボートランチを頂きます。
オオアジポイントでは数艇が潮が動き出した下げ潮に乗って竿を出しています。
早速、第一投目のフラッシャーサビキの仕掛けを投入し、流れに乗ってゆっくり底どりしていると、急に引っ手繰るような当たりでオオアジがヒットしました。
慎重に浮かして、まずは良型のお土産確保です。
次も二投目、先ほどと同じポイントでヒット、これも難なく取り込みに成功しました。
今日は入れ食いやと思ったのですが、世の中はそんなに甘くありません。
その後、当たりが途絶えてしまいました。
他のボートは竿を曲げているシーンを何度も目撃しますが、自分には全く釣れません、っとその時、知り合いの船長から釣れているよ~の業務連絡が入りました。
一目散にそのポイントを目指して、早速仕掛け投入、水深45メートルの所で魚探に何やら生物反応があり、その瞬間にオオアジヒット、次も同じ所でヒットしましたが、リールのドラクが逆転して中々上がって来ません。
慎重に浮かしてみると、良型オオアジがダブルで掛かっていました。
それからは、良く釣れているのを察したのか、プレージャーボートが周りから集まりだして、密集状態となりました。
その後当たりも遠のき、下げ潮も緩んでプレージャーも少なくなってきました。
下げ潮が緩くなっている最初のポイントに戻って釣を再開しました。
殆ど貸し切り状態で、流しているのは遠くから来た遊漁船3隻ほどでゆったり釣りが出来ます。
幸先良く、1匹追加、次は途中で30号の錘が付いているにも拘わらず仕掛けが沈みません。
ゆつくり聞き合わせて見ると、急に魚が食い上げたのか、仕掛けを巻き取りますが、魚も水面に向かって泳いでいるようです。
水面近くまで来て急に下向きに反転して、リールのドラグが反転します。
途中、横走りもして何度も潜られます。
水面に姿を現したのは、何やら銀色の平たい魚です。
一回目のタモ入れ失敗で水面近くでは、何度横走りしては船の近くまで寄せては離れての繰り返しで、無事に取り込み成功しました。
ボートの生簀に放り込んでおきましたが力尽きたのが、ぐったりして横になっています。
今日は、オオアジメインの釣りだったのですが思わぬおまけが釣れてくれて本当に楽しかったです。
帰りは、風波も無く鏡のような水面の大阪湾を気持ち良いプチクルージングを楽しんで、オオアジも思っていた数以上に獲れたし、上々の釣りとなりました。
 
 
オオアジ ~45cm 10匹
マナガツオ 45㎝ 1匹

満足度★★★★☆
 5月21日(土)
大潮2日目

明石海峡クルーズ


巷ではもう明石のタコが釣れ出したとの情報があったので、今日は趣向を変えて明石方面を目指しました。
天気は上々、海上は風もなく波も穏やか、20ノットで大阪湾を横断ます。
港を出て約1時間弱、明石海峡大橋に到着しました。
流石に明石海峡は海の難所と言われているとおりで、海峡周辺は三角波が立ち潮の流れが速いです。
波飛沫を上げながらゆっくり大橋の下を潜って明石沖を目指します。
今日の狙いは明石のタコですが、ポイントが全く解らず彼方此方をうろうろ。
明石市の陸近くのポイント探しますが、どこも水深5メートル程の浅場が続きます。
どうもポイントが解らないので遥か沖の見える釣りの船団を目指します。
ポイントは水深50メートル程で1隻のプレージャーの人に挨拶して聞いてみるとサビキで鯛を釣っているとのことです。
タコ釣りのポイントが解らないので、次は、知り合いの船長から聞いていた淡路の風車の下を目指します。
ポイントに到着すると、乗合やらプレージャーなど数隻の船がタコ釣りをしています。
潮も緩く0.7ノットで上げていて、のんびりと仕掛けを出しました。
今日の仕掛けは、フイッシングエイトで購入したタコエギで錘は50号、タコにアピールするフサフサも付けて水深17メートルの海底に投入します。
底を錘で取りながら小刻みに竿で誘います。
何回か流して、その時に竿に重みが加わりました。
引きからしてタコの感触です。
そのまま上げるとタコ特有の重量感の引きが伝わってきます。
慎重に水面に引き上げようとしますが、途中で軽くなりました。
次も同じように竿に重みが加わり、少し竿を合わせフッキングして浮かしてくると、初物の明石タコが釣れました。
その後、同じように流して2回ほど掛かりましたが、2回ともバラシてしまいました。
その後、次第に潮が早くなりました。
GPSで自艇の流れるスピード表示を見ると1.5ノットになっています。
タコの当たりも遠のき根がかりも頻々に起こり仕掛けも1組ロストしてしまいました。
いくら流しても潮が緩くなる気配が無いので午後1時にストップフイッシング、穏やかな明石海峡の下を潜って淡路島沿いにクルージング、途中でウエスティンホテルのある翼港のビジターパースを見学しました。そこには豪華なクルーザーが停泊していました。
水面が鏡のような超穏やかな大阪湾を母港目指して一気にクルージング、途中で大型のコンテナ船やタンカーが通る航路を横切り、関西新空港の航空機が着陸体制に入る下を横切り、約1時間で無事に帰る事が出来ました。
今日は釣れなくても本当に気持ち良いクルージングでした。
港に帰って知り合いから聞いたのですが、タコ釣りは大潮では釣れないようです。
どおりで今日は大潮なので釣れなかったのでしょう。
今回は下見だと思って、次回は頑張りたいと思います

 






釣果  タコ  1ハイ

満足度★★★☆☆
 5月28日(土)
小潮2日目

月齢21.3

タコ狙いは今デショ!


今日も、先週に大潮で釣れなかったタコ狙いです。
何時もの時間より30分早い、6時半に準備を済ませ単独で港を後にしました。
天気は曇りで結構遠方が霞んでいて視程5キロメートルというところでしょうか、当然明石海峡大橋も全く見えません。
関空が右に見えて、大阪湾の3分の1あたりまで来ると、出航した陸地も前方の目的地も左側に見える淡路島も全く見えません。
360度、全く陸地が見えず不安にかられます。
GPSのDATAをを頼りに、明石海峡に向けて真っすぐに進んで行きます。
19ノットで約1時間、無事に明石海峡大橋の下を潜って、タコのポイントを目指しますと言っても、前回行ったポイントは判るのですが、明石タコのメジャーポイントが解りません。
取りあえず明石港の前まで来てみると、知り合いの船からポイント情報の連絡が入りました。
いつも泉南で釣っているメンバー数艇が、今日は偶然に明石タコ釣りに来ているようです。
皆さん、考えるとこは同じですね。
今までは心細かったのですが、これからは仲間が近くに居るので安心して釣りが出来ます。
情報をもらった通りに船を進めて行くと、そこは広~いポイント、大小合わせて100隻以上のプレージャー、乗合入り乱れてタコ釣りをしています。
まず、船団の真ん中に入って、ここぞと言う所に船をつけてじっと周りの様子を観察していると、彼方此方でタコを掛けている船を見かけます。
自分も「釣るぞー」と気合を入れ仕掛けを放り込みます。
今日の仕掛けは50号のタコテンヤに餌はアジを括り付けています。
水深25メートルの所、潮は0.7ノットでゆっくり東から西に流れています。
底どりしながり、誘いを掛けて重みが加わってないか聞き合わせします。
何度かやっていると、急に竿先に重みが加わって、空かさず合わせを入れると竿がギューッと曲がります。
仕掛けを巻くのを止めるとタコが逃げるので、そのまま、ハンドルが重くなったリールで一気に水面まで巻き上げ、水面からはゴボウ抜き、ボートの上に取り込みます。
まあまあサイズの明石タコが上がりました。
ほんと、タコは上がって来る時に足とヒレを拡げて抵抗するので、もの凄い重量感です。
無事に取り込んで、まずは1ハイ確保です。
周りを見てもまだまだ釣れているので、自分もしっかり頑張ります。
潮止まりにかけて、結構コンスタントに釣れて来て、気がついて見ると二けたに到達しました。
潮も止まって、南の沖の船団の所にも様子を見に行きましたが、水深が少し深く、当たりも1回あったのみ、先週に行った、風力発電の下のポイントでノンビリと仕掛けを入れました。
潮も0.7ノットくらいでゆっくりと流れていて、釣り船もプレージャーも沢山集まっています。
ここぞ、言うポイントで2匹、そして、3匹目が今までに経験したことの無い強烈な引きで上がって来たのは1キロオーバーのオクトパスちゃんです。
今まで、釣ったことのない立派なサイズです。
無事に取り込んでガツッポーズ、本当に嬉しいです。
潮も少し早くり当たりが出なくなったので、ストップフイッシングです。
帰る準備に移って生簀のタコを〆めるのですが、やり方が解らずで、目と目の間を突いてもタコが締ってくれず、吸盤でくっ付いて歩き回ります。
まだまだ、研究の余地があります。
無理くりに、釣果撮影も無事完了して、片づけも完了です。
僚船も既に帰ってしまい、また、単独で母港を目指します。
来るとき以上に霞んでいて、少し波もあり、少し不安な気持ちを抱きながらのクルージング、大阪湾の中間点を通過し、無事に関空島が見えた時は、少し気分がホッとしました。
今日は、2回目の明石のタコ釣りです。
回数を重ねるうちに、少しはポイントも判ってきて、釣りのレパートリーが一つ増えそうです。
お土産も十分確保出来たので良かったです。

 

明石タコ  18ハイ

満足度 ★★★★☆
 6月14日(火)
長潮
月齢9.0

静かな海


今日は、脂が少し乗って来た下げのオオアジ狙いで出船。
8時半ごろに下げ潮が流れるので、朝いちばんから爆ヒットするだろうと、安易な気持ちでポイント到着しました。
ポイントは知り合いの船が3隻ほど流していたが、まだ掛かっていない様子。
潮もいい感じで下げているけど、全く魚探に反応がありません。
魚が掛からないまま時間が過ぎていきます。
同じポイントで流していた知り合いの船が痺れを切らして別のポイントを覗きに行くと言って、オオアジポイントを離れていきました。
その後少ししてから、その知り合いからオオアジヒットのレポートが入ります。
空かさず、連絡を受けたポイントに向けてボートを進めます。
広ーいポイントで乗合1隻と知り合いが居るだけで、何回か流している内に、まず1匹目が掛かりました。
これで、〇ボーを脱出できました。
次のヒットを期待して何度が流していると、反応の良いところで真鯛がサビキに食いつきました。
これは嬉しい外道です。
流しているポイントの潮が次第に緩んで来たので、再度朝のオオアジポイントが気になり、もう一度戻って覗きに行きましたが、全くヒットせずで再度、先ほどのポイントに戻りました。
今日は、天気が良くて波も無く、太陽がジリジリとボートの上に照り付けます。
日焼け止めのローションも塗っていますが、紫外線も大変に強いです。
その後、本日の最大のオオアジを釣り上げて午後1時過ぎに早上がりしました。
前回と前々回はタコ釣りだったので、今回の魚釣りが新鮮で楽しい一日でした。 
 

オオアジ  ~35㎝

満足度 ★☆☆☆☆
 7月23日(土)
大潮の後の中潮3日目

月齢18.7
 


何時も通っているホームグランドの泉南の海域では、鰯が湧いて落とし込み釣りのシーズン真っ盛り、知り合いも鰤を沢山釣っているらしい。
これは、ほっておく手は無いとの思いで、鰤1匹でも獲れたら上出来と思って欲を出さずに出航です。
今日は風も無く凪ですが、灼熱の天候、天気予報では熱中症指数が最高値を示しています。
クーラーボックスでギンギンに冷やしたペットボトル麦茶2リットルと、炭酸飲料で常に水分補給をし熱中症に備えます。
まず近くのポイントでは上げ潮がゆっくり流れていて、プレージャー数隻と有名なジギング船も流しています。
鰯の反応も少なく疎らにしか映りませんが、もうこのポイントしか無いとの思いで運を天に任せて流して行きました。
なかなか鰯の反応が現れませんが、ピンポイントの少し良い所では、中層から底にかけてイワシが群れています。
底付近に仕掛けを置いてじっと待つと、鰯が掛かって、竿先が小刻みに振動しています。
そのまま竿をじっと持っていると、小刻みの振動が鰯がフイッシュイーターに追われて逃げているのか、少し大きな振動に変わってきます。
アジのノマセでメジロを狙う時に、ヒットする前にアジが暴れてブルブルするのと同じ感覚です。
生まれて初めての鰤がヒット、これは逃してはなるまいと真剣に魚と向き合いました。
リールのドラグが逆転して60mの糸が115mまで出てしまった。
自作の落とし込み仕掛けで、ハリス6号、幹糸8号の6本針仕掛けです。
鰤を獲るには細仕掛けですが、鰯の食い込みは抜群です。
魚の横走りが凄く、何度も電動リールで糸を巻いても、巻いた分だけ出ていきます。
糸を電動リールで巻くというより、ボートを操作して横走りした魚の上にボートを持って行き、糸を巻いて行くという方法で魚を寄せて行きました。
30分程の格闘の末、糸出し量60mが40、30と次第に魚が浮いてきました。
水面に獲物が顔を見せた瞬間、頭があまりにもでかいのに驚きました。
水面でも横に走るので、大口径のタモ網を泳ぐ方向に入れると一発でタモ入れ成功。
タモの柄を掴んでボートの上に引き上げるのにも、あまりの重さに二度びっくりです。
暫くして他のボートも少なくなり、鰯の反応も疎らになりましたが、じっくり探すと、所々に濃い鰯の反応に遭遇します。
上から下まで、特に底付近の居る反応に鰤が付いている場合が多いので、底まで続く反応の所へ仕掛けを投入します。
約1時間経過後、同じように竿先がブルブルして、次に、掛かったイワシが暴れ出し、暫く待つと竿先がぎゅーんと水面に突き刺さりました。
同じように、30分程の激闘の末上がって来たのは、丸丸とした鰤でした。
ボートの生簀に入れて生かしておきますが、生簀の大きさより鰤が大きいので、泳ぐことも出来ず、魚がお腹を上にしたままで、直ぐに弱ってしまうので、美味しく頂くために、神経〆めと血抜きをして、内蔵、エラの処理をしてアイスボックスに放り込みます。
もう鰤2匹を入れると35リットルのアイスボックスが満杯、漁港て゛買ったかち割り氷も入らないくらいです。。
時間は11時、その後、メジャーのポイントに移動して流しますが、最初は鰯が映らなかったけど、次第に彼方此方で反応が出てきました。
やはり、底から中層までの反応の所に仕掛けを入れると、鰯が掛かってブルブルしています。
次の瞬間に、リールが逆回転して50mの糸が一瞬の内に75メートルまで出て行きました。
何とか、電動リールを駆使して50mまでの所まで寄せた時に、頭の中に「これを釣ってもアイスボックスに入らないなあ~!」とよぎった瞬間に竿先が空を向きました。
仕掛けを上げて点検してみると、6本バリの3本が切れていました。
多分、サワラが同時にヒットしたのでしょう。

時間も13時頃で、これ以上釣っても持って帰れないので、気持ち良くストップフイッシングです。




 



鰤  ~95㎝ 2匹
大鯵 40㎝ 1匹

満足度 ★★★★★
10月22日(土)
小潮の1日目

月齢21.1
 
新しい釣りの始まり


前回の釣り以来、暫く釣りから遠ざかっていました。
6月に新艇の契約をして、暑い夏を乗り越え艤装など終え、10月9日に進水式を済ませ、10月22日に試運転を兼ねての初出航です。
新艇はヤンマーサルパ26で、前の船よりも長さで約1m、横幅24㎝サイズアップしました。
私にとっては、そもそもボート釣りは長年の夢を追いかけているとの思いから、船名は前艇と同様のDreamで後にFourが付きます。
これからも、以前と同様に釣果報告しますので、宜しくお願いします。
肝心の釣りですが、何時ものように港に到着、出航準備を済ませて、試運転を兼ねてポイントに向かいます。
まだ、エンジンの当たりがついてないので、2500回転、約10ノットのノロノロスピードでポイントに向かいます。
いつもより倍の時間が掛かって、8時半ごろに無事到着です。
ポイントでは、知り合いの船が何隻か流していて、美味しいアオリイカをゲットされている模様です。
スパンカーを拡げてイカ釣りの準備を始めましたが、リールにリーダーが絡まってライントラブル発生。
釣り道具を点検していなかったのが仇となりました。
最初から幸先が良くありません。
約30分かけてリーダーを編み直して、初釣りを開始します。
上げ潮がゆっくり流れていますが、何度しゃくってもイカが乗ってくる気配が来ません。
時々イカの当たりがあって、案の定釣れてくるのはスミイカです。
スミイカはアオリと違って、余り強力には引きませんので、掛かると直ぐに判ります。
他の寮船はアオリを何ハイか釣っているようです。
あまり釣れないので、ポイントを大きく移動して、大アジポイントへ偵察に行きますが、一向に釣れる気配がありません。
昼頃またまた、最初のポイントに舞い戻ってアオリイカ釣りを開始します。
仕掛けの餌木も何個かロストして、やっと仕掛けを落として底どりしている時にグワーンと乗ってきました。
慎重に浮かして、今年の初アオリゲットです。
胴長20㎝のまあまあのサイズです。
その後、何度も流してグッドサイズ1杯追加、潮が止まりかけた頃、スミイカが連続で釣れて来ました。
途中雨が降って来て、3時にストップフイッシング、イカを〆て港への帰路につきました。
今日は、初めてのボートで初めての釣り、まだまだ機器の使い方に慣れないですが、これから次第に使いこなして行きたいと思います。
 

アオリイカ ~25㎝ 2ハイ
スミイカ  4ハイ

満足度 ★★☆☆☆
10月31日(月)大潮の最終日
 

2回目の釣り


日曜日に行こうと思っていましたが、風の残る予報だったので本日出航です。
まだ、エンジンの慣らし運転中で2500回転、11ノットでポイント目指しますが、何時もの倍の時間が掛かりますので、早朝の潮には間に合いません。
まず、下げの残り潮でアオリイカ狙い、ほとんど上げ潮が止まりかけています。
少し深いところで、何度目か流してまずは1パイ、取り込む時に良型のアオリイカが付いて来ていますが、流石にこれは獲れないですね。
その後完全に潮が止まってしまいました。
次は、下げのオオアジ狙いでポイントを大きく移動します。
オオアジポイントでは既に下げ潮が流れていて、たくさんの乗合やプレージャーの船団が出来ています。
様子を見ているとまだ釣れていないようで、誰一人魚を取り込んでいる様子は見れません。
何度か流しまずが、全く当たりが無く時間ばかりが過ぎていきます。
あまり当たりが無いので、潮の緩い所でお湯を沸かしてカップ麺タイム、海上で景色を万満喫しながらの食事は最高に美味しいです。
食事中、知り合いの名人がやって来てポイントの指南をしていただきました。
食事後に教えて貰ったポイントを流しましたが、なかなか急流で根掛かりが頻繁、流石にポイント離脱してしまいました。
その後、彼方此方と魚を探しますが、最後のポイントで良い生物反応に遭遇。
早速に高仕掛け投入で、ピンポイントでジャンボイサギが釣れてくれました。
他の船も釣れないので帰ってしまったのか、ポイント貸し切り状態、少し寂しいですが、ノビノビと流していけます。
何度か流して、ピンポイントで30㎝オーバーの脂ノリノリのイサキを3匹追加することが出来ました。
ピンポイントに船の流し方をもう少し工夫すれば釣れたと思いますが、日没も早くなって、母港までスピード出せないので帰港時間も計算して3時過ぎにストップフイッシングでした。
 

アオリイカ ~23㎝ 1ハイ
イサギ゛ 30~33㎝  4匹

満足度 ★★☆☆☆
11月5日(土) 

中潮の最終日

楽しい嬉しい五目釣り

今日は、いつも通りの時間に港を出航しました。
天気も良くて、風も弱く正に絶好の釣り日和。
まだまだエンジンの当たりが付くまでは慣らし運転で、エンジン2500回転、12ノットでポイントに向かいます。
途中で、魚探や他の機器等を調整しながらノンビリ、ゆっくりと進みます。
今日の釣りは、上げ潮が緩い間にティップランでアオリ狙い、潮の最速付近の時間帯でノマセでメジロ、潮が緩くなって再度アオリというプランを立てています。
まず、小アジの確保は、何時も沢山魚が居るポイントでは全く反応が無く、他の所に移ってやっと見つけ、見る見る小鰺15匹確保出来ました。
今日も知り合いの船が沢山出ていて、メジロヒットの情報が入ります。
上げ潮の緩い時からメジロがヒットしているようで、早速ポイントに入って流しますが、自分の仕掛けには全く当たりが無いままに潮が緩んできます。
仕掛けを回収するためにリールを巻いていると突然に何かヒット、強力な引きで上がって来たのは、久しぶりのポッテリ肥えたスズキです。
他メジロ狙いのプレージャーも何処かへ行ってしまったのか、ポイントはガラガラになりました。
今日は、他の魚釣りプランを考えてないので、最後まで緩い潮を流していくと遂にメジロがヒットしてくれました。
久しぶりの青物の引きを味わいながら無事に取り込みに成功です。
その時に前を見ると、海保の巡視船が近くを通って行くのが目に入ってきます。
いつも我々の船の安全を見守ってくれているのは本当に心強いです。
その後、何時ものカップ麺とオニギリを楽しんで、少しアオリイカ釣りもやりましたが釣れる気配も無いまま時間ばかりが過ぎていきます。
もう既に下げ潮が流れ出しており、高仕掛けでイサキや他の魚でもと思ってポイントを流して行きます。
少し反応の濃い所に仕掛を底に落として誘いをかけると急に魚がヒット、凄く強烈な引きで竿を絞め込んできます。
途中でも横走りもするし、高仕掛けの幹糸を掴んで仕掛けを手繰る時に走られると針が指に深く突き刺さるので非常に危険です。
凄く重量感もあって上がってこないしでメジロかと思ったのですが、水面近くで魚を見てびっくりしました。
思いもよらない良型のサワラが釣れてくれました。
しかも、ラッキーなことに釣り針はサワラの口ではなく頬に掛かっています。
口に掛かっていたら一発で糸を切られるのですが、ほんとに今日はラッキーです。
それからは魚も散ったのか魚探に魚の反応は無くなりましたが、途中で急激な反応が現れました。
そして、反応の中に仕掛けが入った途端に強烈な引きで竿が満月状態、超強烈な引きを交わしながら水面に姿を見せたのはポッテリ超えたマサバです。
鯖にしては良く引くなあと思ったのですが、鯖をタマですくうと未だ下に魚が付いています。
ずっしりと思い道糸を手繰ると次の針には、ポッテリと肥えた大アジが付いていました。
その下もアジが付いていて、終わってしまえば鯖と大アジ3匹が釣れました。
本当に今日は運が付いています。
なんか、自然からプレゼントでしょうか。
本当に良い思いをさせてくれた海に感謝・感謝です。
午後3時を回ったので、魚を〆たり片づけたりして3時半にゆっくりと帰路につきました。
日が短くなって港へ帰って給油、洗艇したら日が暮れていました。


 

大アジ  ~39㎝  3匹
鯖 39㎝  1匹
スズキ 60㎝ 1匹
サワラ 90㎝ 1匹
メジロ 62㎝ 1匹

満足度 ★★★★★★
 11月12日(土)

中潮

中潮の二日目
翌日は大潮
 
一年ぶりのタッチー

タチウオは釣りシーズンが長く夏頃から正月明けまでは確実に釣れるのですが、最近はいつ釣ったのか忘れるぐらいに釣っていません。
釣って楽しい、料理は簡単、食べて美味しいタッチ―は我が家の秋の夕食の定番です。
ゆっくり航行でタッチ―ポイント到着した時は、波が高くドンブラコ状態、船が大揺れで両足で体を支える為に波に合わせて踏ん張るのは大変にしんどいです。
釣り開始直後は小さいサイズばかりでリリースも何匹かしました。
最初は当たりも少なかったが次第に多く出るようになってきました。
80mの海底に仕掛けを落として、早巻きしたり、ゆっくり巻いたり、止めたりといろいろと変化をつけて巻いていると、コツンと竿先に太刀魚からのシグナルが伝わって来て、それが魚との駆け引きの始まりです。
コツンと触った時に、少しゆっくりと誘い上げて、タチーを焦らします。
そのまま、早く巻いたり、ゆっくり巻いたりすると太刀魚も、餌を逃してはなるまいとテンヤのイワシを追いかけてきて来て空かさず食いつきます。
その時、テンヤが反転してタチウオの頬にテンヤの針が突き刺さります。
この瞬間、クジラでもが掛かったのかと思うほど、強烈な引きが伝わって来ます。
電動リールで強烈な締め込みを交わしながら巻き上げて、水面まで浮かしていきます。
こんな感じで、タッチ―とコンタクトするのはとても楽しいです。
潮が動き出す時に当たりが頻繁に出て、なおかつ型もグッドサイズが多く掛かるようになってきました。
80mの海底から巻き上げる時に、タチウオの引きでリールが何度も回転ストップ状態でモーターが大きな音で唸ります。
こんな時は、メーターオーバーが掛かっていて、ほんとに強烈な締め込みが味わえます。
知り合いの船も入れ食いかつ、数も沢山釣ったと言っています。
今日は、お昼頃に時合いなのでゆっくりボートランチを味わっている暇が無いので、ラーメンはお預けでコンビニオニギリを頬張りながら釣りを継続します。
次第に潮が早くなると40号の太刀魚テンヤでの底どりが難しくなって来たと同時に当たりが遠のいてしまいました。
準備したエサのイワシも10匹全部使い切ってしまって、鯛&イサギ、ハマチ狙いの高仕掛けをすることにして、ポイントを大きく移動しました。
ポイントでは潮が殆ど流れていないけど、魚探を覗くと底付近で生物反応がすごく出ていています。
そこに仕掛けを入れてじっくり誘いますが全く当たりが出ずで、何度も何度も流しては誘ったけど、これ以上は歯が立たないと思いストップフイッシングとしました。
今日は、天気も良く久しぶりの太刀魚の数釣りも出来て、良い釣りが出来ました。
新艇も慣らし運転順調で、次回で第一段階の慣らしが完了する予定です。

 

タチウオ ~1m 19匹

満足度 ★★★★☆
11月26日(土) 

若潮の翌日
中潮の一日目

 やはりノマセ釣りは面白い!

今日は、ノマセ釣りに拘っての釣行です。
狙いは、メジロ、ハマチ、あわよくばアオリイカと少し欲張りなプランを立てました。
10月に進水した愛艇も運転時間が50時間を超え慣らし運転も終盤に近づいてきて調子も上々です。
巡航でエンジン3000回転、17ノットで快調に波を切って航行してくれます。
完全個室のキャビンなので寒さ知らずで快適に操船が出来ます。
まず、ノマセ餌のコアジはアミエビを撒き餌に短時間で15匹程順調に確保できました。

目指すポインでは。既に下げ潮が流れ出しており、所々で魚の反応が出ています。
ノマセ仕掛けを入れて置き竿にして、コアジの仕掛けを片づけていると、置き竿が海中に突き刺さっています。
竿を手に持ってリールを巻くと、強力な引きです。
今日の初獲物なので慎重にリールを巻いていくと、食べごろサイズのハマチが釣れてくれました。
しかも、スレで掛かっていたので引きは凄かったです。
再び、下げ潮に乗って流していくと、ピンポイントで底に反応があります。
反応に仕掛けが差しかかった途端にコアジが暴れ出したと思ったら、次の瞬間に竿に魚の重みが伝わって来ました。
最初は少し引きも緩かったけど、水面近くまで上がってくると何度もリールのドラグが逆転、横走りしてやっとのことで水面に姿を現したのはグッドサイズのメジロでした。
次も同じ様に、反応のところで魚が掛かりましたが、掛かりが浅かったのか針外れでバレてしまいました。
こんなことが二回続きましたが、その後下げ潮が早くなって反応も消えてしまいまい、お魚の当たりも全く無くなりました。
今日は、ノマセ釣りオンリーと決めていたので、ポイントも変えずに頑張りましたが当たりもないままお昼になってしまいました。
お湯を沸かして景色を楽しみながらのラーメン、オニギリのランチタイム、近くの島々の木々が少し色づいて、秋の深まりを感じます。
もう5日もすると慌ただしい師走です。
午後も同じように、下げ潮が緩くなったポイントでノマセ釣りを継続しますが、当たりも全く無く2時半になったのでストップフイッシングしました。

今日は天気も上々で昼間は暖かく、本当に気持ちの良い釣りが出来て良かったです。
しかも、午前中にお土産も確保出来たので、全くのプレッシャーも無く最後までのんびり魚釣りを楽しめました。
帰りも、ベタ凪の海を快適なクルージングを楽しみながら母港に帰りました。
 
メジロ 69㎝ 1匹
ハマチ  48㎝ 1匹

満足度 ★★★☆☆
12月19日(月)

大潮の後の
中潮 の三日目

 正月用の食材確保のつもりが・・・

もう正月まで10日余りとなりました。
正月と言えば睨み鯛、それと家族が集まるので美味しいメジロでもと思って船を出しました。
最初は、ノマセ仕掛け用の餌となる小アジの確保だけど、最初のポイントは全く反応も無かったけど、次の移動したところで魚探にドバァ-ッと映ったので、短時間に20匹ほど確保することができました。
小アジも随分大きくなって食すのには最適なサイズです。
ノマセ釣りをしようと予定しているポイントに着いてみると上げ潮が既に流れています。
潮上に船を持って行って仕掛けを放り込みゆっくり待っていると、急にアジが暴れ出しました。
次の瞬間、少し竿にテンションが加わったと思ったらすぐに引きが無くなりました。
仕掛けを上げてみる8号ハリスがスパーぁっと切られ、他の部分はギザギザになっています。
これは、おそらくサワラの仕業でしょう。
再度、針と糸を結びなおして活きの良い小アジを付けて仕掛けを放り込み、今度は竿を置き竿にしてキャビンの中で休んでいると、急に竿がお辞儀して上下に揺れています。
これは、魚が掛かっている証拠、早速上げてみると、何度もリールが逆転し魚も横走りします。
これは超大物と思って強烈な引きを耐え魚を浮かしてみると、何と丸マルとしたサワラです。
しかも、糸と針がサワラの尻尾の付け根の所に上手く外れないように巻き付いています。
通りで良く引くはずです。
食材として最高のコンディョンを保つために無事取り込んで即神経〆して内蔵摘出、クーラーボックスへ入れました。
それからは何度も何度も流しては良い反応に遭遇出来ずで、ノマセ釣りは諦めて彼方此方うろうろします。
近くの広い鯛ポイントで高仕掛けを入れますが、活性の高い反応が有るところは皆無、潮も止まっていて時間ばかりが過ぎています。
正午を回ったので楽しみながらのボートランチ、今日のメニューは即席鍋焼きうどんです。
コンロでお湯を沸かして作ります。
鍋焼きうどんは麺にボリュームがありカップ麺とまた違った美味しさです。
景色を眺めながらのノンビリ食事タイム、正に至福の瞬間です。
午後の部は鯛を求めて彼方此方うろうろしますが、良い反応には遭遇出来ず次第に帰ろうかなという里心がついてきます。
最後の鯛のポイントで仕掛けを垂らすと何やら底付近で濃い反応、早速に誘いをかけるとピクピクの前当たりから竿が大きく曲がりました。
遂に良型の睨み鯛確保と思って慎重に浮かしてみると、何やら黒っぽいシルバー色の魚が見えてきました
何とオオアジがダブルで掛かっていました。
鯛は不発に終わりましたが、脂ノリノリのオオアジが掛かって本当にうれしいです。
これも神経締めして内蔵摘出し、クーラーボックスに入れました。
午後2時半になり、港で燃料給油をしなければいけないのでストップフイッシングとしました。
本命は釣れなかったけど、良い天気で穏やかな海上に浮かべて、しかも美味しい小アジ、サワラ、オオアジが相手してくれたので良かった、良かった。
年内に睨み鯛釣りのリベンジしたいですね。
 

サワラ 80㎝ 1匹
大アジ  39㎝ 2匹
小アジ      20匹


満足度 ★★★☆☆
 12月25日(日)

若潮の後の
中潮一日目
 
終わり良ければ全てよし!

釣り物について、いろいろと悩みましたが、潮が緩いし年末でもあるので、元日の食卓を飾る縁起物の睨み鯛狙いに照準を合わせて出航することにしました。
今日の天気は風がそんなに強くないという予報だったけど、いざ沖に出てみると結構風が強く白波が立っています。
ウサギが飛び跳ねる波の中、慣らし運転も終盤に差し掛かったDream Fourは波切りも良く、飛沫をド派手に上げながら進んで行きます。
キャビンの中はヒーターも少し効いていて大変快適で颯爽とポイントへと進んで行きます。
いつもの広~い鯛ポイントに来ましたが、他の船は彼方此方に散らばっていて、狙うポイントの絞り込みが出来ません。
ここぞと言う所でスパンカーを拡げ、幹糸が垂直になるように微速で操船し船を立てますが風が強すぎてすぐに風下へ流され道糸も斜めになります。
魚探を覗いても、いつもある活性の高い鯛の反応は殆ど無く、当然に魚の当たりも無いまま時間ばかりが過ぎていきます。
全く釣れないままお昼になったので今日のお楽しみボートランチ。
本日のメニューは前回と同じ鍋焼きうどんとコンビニオニギリです。
インスタントの食事でもお湯を沸かして作るので、冷えた体の芯からポカポカと温まります。
景色を楽しみながらの暑い麺をすするボートランチは至福の時間です。
午後は、彼方此方と、ここぞと思うポイントを回りましたが、これは掛かるという反応には全く遭遇しないばかりか、強い北風が頬に突き刺さります。
帰りがけに、知り合いの船長から、「こちらで鯛の反応のあるよ~」と呼んでもらったので早速流すと遂に1枚ゲットすることができました。
あ~ 良かった。
一年過ぎるのは本当に早いもので、今年もあとわずかになりました。
今年もボート釣りをやっていたお蔭で楽しい一年を過ごすことが出来ました
過ぎてみると、アッと言う間でした。。
自分の身の回りでいろいろな事が起こりましたが、良い事尽くめで、10月には待望の新艇の乗り換えも出来て、新しい釣りもスタートする事が出来ました。
今年も、沢山の皆様にこの退屈なページを閲覧頂き有難うございました。
来年も今年以上に気合を入れて頑張るつりもりですので宜しくお願いしすま。
 

真鯛  36㎝ 1匹
メバル 15㎝ 1匹


今年の釣りの満足度 ★★★★★



inserted by FC2 system