テーマ: 大潮の大鰺を狙っていたのですが・・・
2006年6月24日  土曜日 
潮汐 大潮  天気 晴れ時々曇り  
気温約 26度 
海水温度   19.5度  
風力      1〜2  
波高     0.5m 
釣行場所  泉南 
出航時間 午前7時45分
帰港時間 午後5時00分
釣り方法   鰺、 サビキ6本針
        ガシラ 胴付き 2本針 餌青虫
        マナガツオ 胴付き 2本針 餌青虫
釣果     大鰺40p、マナガツオ36p、チャリコ
        ガシラ
使用燃料  軽油20g 
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  いよいよ、今年も入梅して、梅雨前線が日本近海にやって来た。
今日は、その前線が南海上に停滞して、九州や四国では沢山雨が降っているらしいが、近畿中部や北部では、日本海の高気圧の影響で日中は曇りの予報であった。
泉南地方も、9時頃少しくずれて、その他は一日中は曇りの予報である。
海上はベタ凪であるので、弱雨覚悟で港を出たが、今日は、有り難い方向に天気予報が外れたようである。
 今日の予定は、まずは午前中の大鰺ポイントで大鰺の引きを堪能して、お土産確保した後に、昼からの下げの残り潮で、鯛とメジロ狙いの予定で、50gのクーラーにかち割り氷を10s準備してボートに積み込んだ。
いつものように、港から出て8時半に大鰺ポイントへ到着すると下げ潮がまだ流れてなくて、先着のボートの皆さんも下げ潮が動くのをじっと待っている様子。
自分も早く動いてくれないかなあ、と思いながら仕掛けを準備して、虫餌を付けてじっと竿を持っていると、大鰺特有の引ったくるような当たりで、一度、鰺が掛かったが、次の瞬間に軽くなった。
鰺の口が柔らかいのと食い込みが浅かったのであろうが、残念である。
10時近くになると、ゆっくりであるが下げ潮が動き出して、仕掛けを自作サビキに交換して、再度流していると、50bから35bライン付近にさしかかったところで、大鰺がヒット、貴重な一匹のお土産確保のために、慎重な取りの末、上がってきたのは、ハマチではと思うようなグッドサイズの大鰺である。
鰺も、このサイズになると、本当に良く引いて、掛かってから玉入れまでは、本当にスリリングである。
気を良くして、もう一匹を狙ったが、後が続かずで、しばらくして同じ場所で、又掛かったが、あまり慎重になりすぎて、リールのドラッグを緩い目にセットしていたので道糸が緩んだのか、水面に浮かす寸前で痛恨のバラシであった。
その後、まだ午後2時までは下げ潮が残っているので、鰺の追加しようと、何度も流していると、ついに当たりが出て、慎重に引きを交わしていると、竿がフワーッと軽くなったようであるが、まだ魚が付いているようで、食い上げているような何だか判らない状態で電動リールのスイッチオンで糸を巻き取ると、水深35bから15bのところまでは、魚が引かずについて来ているような感じで、何か変と思っていると、今度は、超強烈な引きで、何度も何度も竿先を引っ張ってくる。
40pの鰺とは全く比べ物にならないような引きで、何が掛かったんだろうと思いながら、水面まで慎重に魚を浮かすと、ついに掛かった魚とのご対面である。
なんと、平べったくて、銀色に輝いて、今まで見たことのないような魚であった。
何とか、一発でタマ入れ成功だったが、鯛ではなく、鰺ではなく、青物でもなく、今まで見たこともないような魚が釣れて、複雑な気持ちであった。
本当に、この魚、食べられるのだろうか、このままリリースしようか迷いましたが、毒のある魚だったら、もっと人から聞いているので、そんな魚ではなさそうだし、とりあえず、いつでも、処分出来ると思って、生け簀の中に放り込んだ。
一瞬、形からしてマンボウかなと思ったけど、違うようで、海上に他の釣師の人に聞いたり、同じ港のボートの先輩に聞いたりして、なんとか食べられるということが判ったので、締めて持って帰りました。
後で、タカさんん教えてもらって、それが、マナガツオと判ったので、感激物でした。
本当に、泉南に何十回と通ったけど、こんな高級な魚釣ったのは初めての経験でした。
今から思えば、まさか、そんな美味しい魚が釣れるとは夢のボートフィッシングの研究夢にも思わなかった。
本当に、泉南の海は、生息する魚の種類も多く、何が居るか判らないが、豊かな海の恵みに感謝、感謝である。
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