テーマ | 緩い潮でガシラ後、桜鯛 | |
海のデーター | 2008年4月27日 日曜日 潮汐 小潮 天気 晴れ 気温約 19度 |
風力 2〜3 波高 0.5メートル |
釣りのデーター | 釣り方法 鯛 31p、28p 高仕掛け ガシラ 24匹 胴付き2本針 |
出航時間 午前7時30分 帰港時間 午後5時00分 使用燃料 軽油25g |
昨日は、昼前から強力な南風が出てきたようで、早朝から出ていた皆さんは、早々に退散されたようである。 今日のヤフーの天気予報によると和歌山県北部で、午前中は少し波が残るようでだ。 なるほど、港に来てみると少し沖の方が波立っているようであるが、出航出来ないほどでもないので出船した。 午前中はガシラ狙いで、午後からは鯛狙いの計画だ。 まず、ガシラポイントに到着して、仕掛けの用意にかかるが、やはり、少し波と風が強くて釣り辛い状態で、何度も出航して慣れている自分でも、繰り返しやって来るうねりで少しは船酔いしそうになる。 風の力と潮の流れとが同調して、ボートも毎時1.6ノット程で南へ流されている。 周りを見ても、他にボートは無く自分一人だけである。 自作2本針仕掛けに疑似餌と刺し餌を付けて、60メートルの水深に放り込むが、どうなっているのだろうか、いつもならしばらくすると当たりがあるのだが今日は違うようである。 当たりもないままに、時間も午前10時半を過ぎたので、少し早いが海峡を見ながらのボートランチを楽しんだ。 今日のメニューは道中24時間のスーパーで買った巻き寿司一本とカップ麺である。 頭上からは初夏の太陽が照りつけ、少し汗ばむくらいの陽気であるが、暖かいカップ麺と巻き寿司は本当にベストマッチだ。 食事後に少しクルージングを楽しんで、紀淡海峡の方をぼんやり眺めていると、航路のところを何やら黒い巨体が通り過ぎていくのが目に飛び込んできた。 水しぶきを上げながら、黒い船体を半分水面に出した状態でゆっくりと大阪湾の中へ航行しているのは、何やら不気味な感じである。 何時もは、荷物を満載したコンテナ船やフェリー、タンカーなどが頻繁に行き来するが見えているが、何度となく飛鳥Uなどの豪華客船に遭遇するラッキーもある。 食後も何度も潮上に戻っては、流すのを繰り返すと、潮も0.7ノット程に緩くなり次第に当たりが出だしてきた。 それを予測したかのように、他のボートも集まって来たのは、驚きである。 皆さん、ガシラの時合いも良く知っているなあ。 釣れてくるガシラは少し小ぶりだが、時々、大きいのも混じりコンスタントに当たりがあって、何とか昼頃まで粘って、近所にお裾分け出来る程度のガシラが確保出来た。 やはり、ガシラ釣りは、潮が0.7ノットくらいに流れているのがベストのようで、簡単に思えるガシラ釣りも潮流の影響が大変大きいようだ。 午後からは、下げ潮での鯛狙いに転進、鯛ポイントを彼方此方とウロウロと覗きに行くが、魚探には全くに映ってない。 まだ、下げ潮が流れてない状態で、他のボートも潮待ちしてポイントに張り付いている。 鯛を探して3カ所ほどのポイントを行ったり来たりしてみるが、いつもの深場での反応は見つけることが出来ず、少しは岸よりの浅い水深28メートルのところで、凄い鯛の反応を発見した。 早速、船をそのポイントに留めて、鯛の群れのど真ん中へ高仕掛け投入し少し早捲きすると、即グッグッと来た。 少し小さいが、紛れも無く、鯛の引きでを味わい、何とか1枚確保して、又、同じポイントへ戻って、今度も同じように群れの中へ仕掛け投入、次は少しゆっくり目に誘うとすぐにヒット、今回は少し大きいようだが、浅場で掛かっているので、すぐに長い仕掛けを手繰り寄せなければならない。 鯛を少し疲れさせるために、仕掛けをしばらく手繰り寄せずに竿で強力な締め込みを交わした。 少し、鯛も疲れてきたのか、引きも少しは弱くなったので、仕掛けをたぐり寄せ、無事に玉入れに成功した。 2枚釣ったのでストップフイッシングにして仕掛けを仕舞い終わってから帰路につき、帰り通過する鯛の深場ポイントにさしかかると凄い反応に遭遇、確実に掛かる反応であるが、仕掛けも仕舞い終わったので、後ろ髪を引かれる思いで帰港した。 今回は、新しい試みとして釣れた鯛を神経〆メして持ち帰った。 |
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